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みなさん、こんにちは。前回の『目標を達成するために①』では５つの項目についてお話ししました。
目標を設定する、目標を実現させるために必要な目標設定、目標のチェック、プラスアルファの努力をしよう、そして失敗を喜んで受け入れようでした。
後半は4つの項目について共有したいと思います。
マスターマインドをもつ
「二人以上の、統一した願望や目標を持った人間の集まり」をマスターマインドといいます。
何度も申し上げていますが、経営者は孤独です。そのため、マスターマインドをもつ、共通の目的をもった仲間と協力し、情報共有や相談できる環境が大事だと実感しています。
私の場合は、いくつかの経営者コミュニティに入っており、また医療経営大学で出会った開業医の仲間がいるので、そこで情報共有しています。さらに、セミナーに参加することで、新しい出会いも大切にしています。
マスターマインド・グループと良好な関係を築くためには一定の基準があると考えています。まず、お互いに依存するような関係であってはいけません。自分が相手にしがみつく、逆に相手がこちらに甘え切るような関係にあると、お互いに良い状況には進みません。自立した者同士がお互いの持つ知識や経験を分かち合ってこそ良い関係を築けるのです。
また、同じ医師ばかりとお付き合いするのではなく広い視野を持つためにも、色々なタイプの経営者の方々とお会いするようにしています。これも人生を豊かにし、目標達成に近づく一つの手段です。
優れたパーソナリティをもつ
目標達成のためには様々な人から好かれ、魅力的な人間になる必要があります。 ここにあげる「魅力的なパーソナリティの10大要素」と「20の悪しき習慣」のチェックをしてみましょう。
魅力的なパーソナリティの10大要素
☑️ 積極的であること（どんな条件でも乗り越えようとする健全で、建設的なメンタリティを持っていること）
☑️ 柔軟性があること（他人の生き方や考え方を理解すること（相手に対する共感や協調性を含む））
☑️ 正直・誠実・率直であること（目的に対して、自分に対して、周囲に対して、正直で誠実であること）
☑️ 決断力があること（目標、計画を持っている人は、決断を短時間で下すことができる）
☑️ 礼儀・マナーを守ること（他人の権利と人格の尊重、配慮が必要。親しき仲にも礼儀あり）
☑️ 気転を利かせていること（状況に応じた的確な発言や行動ができること）
☑️ 声の調子（トーン・リズム）をコントロールしていること（声の調子は相手に大きな影響を与える）
☑️ 笑顔を心がけていること（表情は感情を表す）
☑️ 寛大さがあること（意見や習慣の異なる相手に対し、信念や思想を尊重し、公正であること）
☑️ 言葉と行動が率直であること（心を開いた率直な言動は、相手に安心を与え、信頼を生む）
20の悪しき習慣
☑️ 声の調子を無視する
☑️ 人の話をさえぎる
☑️ 沈黙が必要な時に話す
☑️ 「私は」という言葉を頻繁に使う
☑️ 自分を良く見せ、相手を軽蔑するために失礼な質問をする
☑️ 公の場でプライベートな事を持ち出す
☑️ 招待されていないところへ出かける
☑️ 自慢話をする
☑️ 長電話をする
☑️ 頼まれていない得意分野の話をする
☑️ 論争を好み、決着をつけたがる
☑️ 横柄な態度で他人の依頼を断る
☑️ 第三者のいる前で叱りつけ、批判する
☑️ 断られたときに逆恨みをする
☑️ 筋違いの頼み事をする
☑️ 卑俗で乱暴な言葉使い
☑️ 愚痴や自分の不幸話をする
☑️ なれなれしいこと
☑️ 他人の中傷や悪口に夢中になる
☑️ 他人の業績を過小評価する
いかがでしたか？以上が、「魅力的なパーソナリティの10大要素」と「20の悪しき習慣」です。
もし、「悪しき習慣」があれば改善して「魅力的なパーソナリティ」になれるように努力していきましょう。
自分の思考をコントロールする
自分の思考を制御することはとても大切です。何故かというと、自分の思考をコントロールできなければ行動もコントロールできません。自分の行動をコントロールできない人は絶対に成功できないという考えが根底にあるからです。
凡人と成功者の違いとして凡人は環境、他人や状況に支配されて、このような現状であるから仕方がないと責任を回避します。一方目標を達成できる成功者は環境に流されず自分をコントロールして逆に環境や状況を先に操作できるような人です。
周りの状況や置かれた環境に言い訳をするのではなく、どんな状況でも自分をうまくコントロールできれば目標達成に近づくのではないでしょうか。
自分の心と身体を健康に保つ
最後に、自分の心と身体を健康に保つ、です。自分自身の心と身体を健康に保たないと仕事にも身が入りません。そして、目標を達成することもできなくなります。
経営者が医者であった場合、患者さんと向き合い診療することも大切なのですが、その時間とは別に目標やその計画を立てる時間が必ず必要になります。他の医師を雇うなどして診療時間を工夫し、経営に割く時間を持つことも大事です。
十分に余暇の時間を取ることは、心身共にリフレッシュし自分を見つめ直す時間が取れる為、良い結果に繋がります。同じ開業医の勤務について周りを見てみますと、医療経営大学の医師は大体週2〜3日診察しているようです。診察以外の時間は経営の勉強や計画を立てる時間にして、さらに情報収集や運動する時間に使っています。そうすることで心身共に健やかになり、成長も早くなると言えるのです。
弊社では、私伊勢呂の承継開業経験を生かし、誰かの新しい一歩のお手伝いができればと承継開業の仲介だけでなく医療経営のコンサルティングもスタートさせました。ぜひ、一緒に「伴走」させて頂きたいと思っております。少しでもご興味のある方は、こちらからお問合せください。
