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マーケティング・集患

テレビなどのメディアを活用した宣伝・集患戦略

クリニック経営において、テレビなど、メディアの活用は非常に大切です。メディアとは、テレビだけでなく、書籍、雑誌、新聞、ラジオ、ホームページ、など多岐にわたる媒体のことを言います。これらメディアをうまく活用することで、クリニックや医師について知ってもらい、集患にも繋がります。

その中でも、特にテレビに出演するということは、大きな宣伝効果があります。今回は、テレビにフォーカスした戦略についてお伝えします。医療経営大学の学長である小暮裕之先生は、様々なメディアに出演されており、ご自身のテレビ番組もお持ちです。そんな小暮先生から教えて頂いた内容も合わせ、今回はメディアの活用について、お話したいと思います。

目次

テレビ出演の効果

昨今、若い世代のテレビ離れが進んでいて、テレビが家にない、YouTubeしか見ない、という人も増えているそうです。とは言っても、実際にはまだまだ地上波テレビの効果は絶大です。特に、高齢者においては、情報の殆どをテレビから得ている人も少なくありません。

患者さんが集まる

テレビに出演すると、患者さんが集まります。出演番組が視聴されることで、こういう先生がいるのだと認知されます。さらに、ある病気に関連した内容であれば、テレビに出るほど、その病気に関して著名な医師なのだろうと認識され、患者さんの来院に繋がることは多々あります。毎週続けての出演でなく限定的なものでも、地上波に出演する事は、集患にとても有利に働きます。

信頼が生まれる

患者さんが集まる」のように、テレビに出演することで、患者さんが増えます。なぜかと言うと、単にその医師を認知したということもありますが、何よりもテレビに出たことで信頼され、安心感が生まれるからです。テレビでは、いい加減な情報を発信できないために、テレビ局の人も出演者を慎重に選びます。そのテレビ局が、信頼に値する医師だと判断しなければ、出演できないのです。

テレビ出演で得た信頼は、患者さんだけではなく、それを見た他局の人や出版社、新聞社、同業の医師、看護師や医療事務員、などあらゆる方面に波及します。テレビ局からも信頼できる医師とされ、また、この先生と働きたい、と採用にもつながる可能性もあります。また、テレビに出演した際は、その時の写真や情報を、クリニックのホームページなどで閲覧できるようにすると良いでしょう。さらに多くの人から、信頼を得ることができます。

他のテレビにも呼ばれる

あるキー局の番組に出演したとします。すると、他局でも「あのテレビ局が使っていたから信頼できる」ということでお呼びがかかります。コロナ禍で連続して、どのテレビ局でも同じ医師が出演していたことを覚えていますか。それは、出演した番組を見て、この先生は信頼できると判断され、こちらでもぜひお願いしたいという流れがあったからでしょう。

実際に私も、朝の情報番組を見て、夕方には違う所から取材依頼を受ける経験をしました。一つテレビに出演することで、良い連鎖が生まれるのです。

どうやったらテレビに出られるか

YouTube

既に述べましたが、最近ではYouTubeしか見ない若者も増えています。文字を一切読まず、情報は全てネットから、という人もいます。YouTubeで有名になった人が、テレビに出演するケースも増えてきました。テレビ局にとっても、今やYouTubeは見過ごせない媒体です。

YouTubeで情報を集めるテレビ局も多く、例えば「頭痛」というテーマで番組を制作するときに、YouTubeで「頭痛」について話している、再生回数の多い医師の動画を見て、この先生ならと判断し、出演依頼することもあります。医療経営大学の同期医師は、毎日必ずYouTubeに1本動画をあげています。それがきっかけで、NHKなど有名な番組に出演しています。

YouTubeは、非常に体力がいる作業であり、忙しい開業医には難しいかもしれませんが、とても効果がある方法です。

コンテンツマーケティング

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私は、コンテンツマーケティングに力を入れて、テレビ出演が実現しました。何をしたかと言うと、コロナ関連の記事や、コンテンツをたくさん作り、発信することでグーグルの検索順位を上げていきました。マスコミの方が検索した際に、私の記事が上位に表示され、取材依頼が来たのです。

コンテンツマーケティングというのは、良質な記事を週に1回でも2回でもホームページにアップして、その積み重ねです。そうする事で、グーグルに良質な記事を上げているページと判断され、信頼されることで順位を上げてくれます。もちろん、この方法は、テレビだけでなく、患者さんに有益な情報を与えることが目的ですし、実際に患者さんの来院に繋がります。

コンテンツマーケティングは、非常に有用です。ただし、とても時間がかかります。いい記事を1・2本書いたからといって、すぐに検索上位に来るわけではありません。最低でも1年はかかります。その1年の間も、定期的に記事をあげ続けることが必要です。

自分でテレビ番組を作る

熱い伝えたいメッセージがあれば、自分でテレビ番組を作るのも一つの方法です。

私の師匠である小暮裕之先生は、千葉テレビで「未来をつくるこどもクリニック」という毎回ゲストを招き、子供が安心して暮らせるための情報を発信する番組を制作しました。一回・数十万円、月・数百万円かかったそうです。このように、ある程度の金額を支払うことで、自分が発信したい情報を盛り込んだ番組を作ることも可能です。テレビ局側も、テレビに出たい人からお金をもらえるので、ウィンウィンの関係と言えます。このような方法は、大手キー局では難しいのですが、叶う放送局もあるので、クリニックの宣伝や自分の想いを伝える手段として、有効だと思います。

ご存知かもしれませんが、あるテレビ局の医師紹介番組でも、数百万円という金額で出演権を購入することもできます。しかし、多額のお金がかかることですから、信頼を得るという意味では、テレビ局側から依頼され出演することだけでも、大きな意味があります。

コネクション

もちろん、テレビ局に知人がいれば、そのコネクションも利用できます。しかし、これはなかなか現実的ではありません。まず、殆どのキー局は東京にあり東京近郊でなければ難しく、希望する番組、ニュース、など担当している可能性も低いです。もし、運が良ければ最適なテレビ局の人を紹介してもらえることもあります。

私の場合は、医療経営大学の医師たちが頻繁にテレビに出演していることから、その医師を通してコネクションを持つことができました。

他のメディアを活用することで相乗効果が生まれる

テレビだけではなく、他のメディアもバランスよく使うことで、相乗効果が生まれます。人々にサブリミナル効果を与えて行くことが大切です。サブリミナル効果とは、潜在意識に働きかけることです。例えば、テレビで見た先生が広告に載っていた、ラジオで名前を聞いた、出版本を見かけた、というように、相乗効果によって、人々の潜在意識に働きかけることができます。

医療経営大学の医師にも、週一回、ラジオに出演している医師がいます。こちらも「自分でテレビ番組を作る」と同様ですが、ラジオはテレビに比べ高額ではありません。しかしながら、ラジオ出演も、確実に信頼に繋がります。このように、色々な相乗効果を目指して様々なメディアをうまく活用することが、とても大切なのです。前述しましたが、自分が出演した番組は、テレビ・ラジオに関係なく、全て実績として記録し、ホームページなど多くの人の目につくようにしましょう。くれぐれも、大袈裟にならないよう。私も、テレビ出演など、大宮エヴァグリーンクリニックのホームページに掲載しています。

私伊勢呂の例

私、伊勢呂のテレビ出演に関してお話ししますと、実は泌尿器科の専門医ですがコロナについて取材を受けました。私自身も大変驚きました。私はコンテンツマーケティングに力を入れていて、新型コロナの検査、コロナと血栓症の関係、など最新の論文を調べ記事にして、その記事がグーグル検索順位で1位になったからです。このことがきっかけとなり、コロナ検査のことを詳しく解説してくれないか、とテレビ出演することになったのです。

その後、キー局では7本ほど出演しました。また、新型コロナウィルスとインフルエンザの違いというテーマで、2020年9月から2021年3月まで、埼玉テレビに毎日出演していました。テレビに出てからは、患者さんからも「テレビ見ましたよ」と声をかけて頂くようになり、非常に良い経験になりました。

昔はテレビ局の人が直接取材にくることが多かったのですが、コロナの影響もあり、現在ではオンラインでの取材や出演がほとんどです。クリニックにいながら対応ができるので、東京近郊以外の方にも、テレビ出演のチャンスがあります。

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